|
●北海道の春の魚の代表選手として、ニシンをご紹介しましたが、もちろんニシンだけではありません。「けがに」「えび」「さくらます」「かれい」「ほたて」等もこれからが「旬」を迎えます。この中で、春に出会えるかもしれない、珍しい「えび」をご紹介します。先月、高橋はるみ北海道知事にお話をお聞きした時、「北海道って、甘えび、ボタンエビと色々なエビが獲れるよね」と話されていました。その中で、「ゴジラエビ」がちょっと話題になりました。「ゴジラのように、トゲトゲのエビなんだけど、食べるとボタンエビに似ているんだよね」と。
●実は、以前、ひやま漁協さんのエビ籠漁の船に乗せていただいた時、その「ゴジラエビ」をいただいたことがあります。見た感じは、まさに「ゴジラって」感じです。ひやま地区では、「トラエビ」と呼んでいました。知事には、詳細をお話できなかったのですが、本名は「イバラモエビ」というようです。この「コジラエビ」、流通にのることは少なく、ほとんどは地元で消費されています。「トゲが多いんで、殻をはずしにくいって、消費地から評価されないのさ。味は最高なのに」と漁協の担当の方からいわれた経験があります。刺身ではボタンエビに近い味わい。焼いていただくとさらに甘味が強くなります。北海道ひやま地区の春のえび漁では、今年もこの「ゴジラエビ」が水揚げされるでしょうから、実物をご覧になりたい方は、現地に出向いてみてはいかがですか?<なみの助> |
ひやま漁協(上の国支所)で
水揚げされる「えび」達
上から
「ゴジラエビ」「シマエビ」「ボタンエビ」

ゴジラエビの本名は「イバラモエビ」
エビの仲間は標準和名よりもその地域の呼び方で流通することが多く、「ボタンエビ」は「トヤマエビ」、「甘えび、なんばんえび」は「ホッコクアカエビ」が標準和名です。 |