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 おいしい昆布だしのとり方

(1)昆布だし

 昆布の上品なうまみだけでとるだし汁です。真昆布や羅臼昆布などの高級昆布でとった昆布だしからは、味が濃く、香りのよいだしがとれます。魚介類の汁物や煮もの、白味噌仕立ての汁ものなどに向くだし汁です。調味料を控えめに使ったほうが、昆布本来のうまみが味わえます。

  1. 昆布50センチを用意し、両面をかたく絞ったぬれ布巾で拭く。(後の利用を考えて昆布に切り目は入れない)。
  2. 鍋に水16カップと1の昆布を入れ、1時間以上おく。時間があれば前日から浸しておく水出し方がベスト。
  3. 2を火にかけ、ブツブツを泡が出始めたら昆布を引き上げて火を止める。
  4. 3の昆布は小物干しなどに下げて干し、ポリ袋に入れて冷蔵か冷凍してため、二番だしやみそ漬けに。

(2)一番だし

 昆布とかつお節でていねいにとっただし汁です。ひと口、口にふくんで舌に感じるかつお節のうまみと、余韻となって広がる昆布のうまみとが、渾然一体となった、うまみ、香りともに味わえるのが特徴です。
 懐石料理をはじめ、吸いものや、茶碗蒸しなどに使われるだしです。

  1. 昆布20センチ長さ2枚、削り節15g、水16カップを用意する。
  2. 昆布の両面をかたく絞ったぬれ布巾で昆布の表面をふき、砂やほこりを取り除く。
  3. 鍋に分量の水を入れ、昆布を入れて、そのまま30分以上おく。
  4. 3を火にかけ、ブツブツを泡が出始めるまで加熱する。
  5. 沸騰直前に昆布を引き上げて、火を止める。
  6. 分量のかつお節を鍋に入れ、かつお節が踊らない程度の弱火にして、3〜4分煮出して火を止める。
  7. そのまましばらくおいて、かつお節が鍋底に沈むのを待つ。
  8. 二重のザルか、不織布のペーパータオルを敷いたザルなどで静かにこしてダシをとる。
だしのとり方

(3)二番だし*

 一番だしで使った昆布とかつお節を再利用してとる、いわば"普通だし"といえます。
だしをとったあとの昆布とかつお節を弱火で煮出しますが、追いがつおといって新しいかつお節を加えたり、昆布も新しく加えると香りが生きます。煮物やみそ汁などに使います。

  1. 鍋にだしをとったあとの昆布(もと20〜30センチ分)1枚と、水7カップを入れて弱火にかけ沸騰したら、昆布をとり出し、だしをとったあとのけずり節(もと15g)を加える。
  2. 沸騰したら新しい昆布5センチ長さ1枚を加え、煮立ったら火を止めてさめるまで待ち、一番だし同様にこす。
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