宗谷管内のさけます増殖河川の状況を報告 河川と水環境の保全に関する意見交換会が開催されました
2016年3月15日(火)、農業関係団体や道関係部を交えての河川と水環境の保全に関する意見交換会が開催されました。宗谷漁協より管内を流れる増幌川における秋鮭の回帰と河川環境についての現状報告があり、特に増幌川河口近くの漁場では、平成19年以降秋鮭の水揚が殆ど無い状態で、回帰率も全道平均よりも大幅に下回っており、水質調査によるデータ解析ではアンモニアなどの項目が基準値を大幅に超過しているとの説明がありました。これらの要因について、家畜排せつ物の周辺酪農施設からの流出や、草地に散布などの深い関わりが指摘されています。
出席した農業関係団体より、酪農施設の戸別巡回調査の実施など改善に向けた取り組みの説明があったほか、稚内市を通じて農協、漁協とで協議を行なっていく動きにあるとのことであり、意見交換会を通じて、それぞれの関係が醸成していくことが望まれます。
釧勝地区漁青連が帯広の小学校で初めての出前授業を実施しました
2月から3月にかけ、漁協青年部員相互の研鑽に努める地区大会が各地で開催されました。
今回が50回記念大会となった胆振地区漁青連大会では2016年3月12日(土)洞爺湖温泉にて、STVラジオの工藤準基さんを講師に招き、講演が行われました。同時に各漁協青年部が日頃の活動について紹介し、互いの活動の参考としました。同じく50回記念大会が行われた留萌地区では、2016年2月19日(金)に増毛町で、道内の各地区会長を招いて、留萌地区漁青連の前組合長櫛引一也さんの講演が行われるなど、盛大に開催されました。
両地区漁青連とも50周年を迎え、今後の活動の充実に向けて気持ちを新たにする機会となったようです。