北海道猟友会へハンター派遣等の協力要請を行いました
2019年11月6日(水)に札幌市の第一水産ビルで、北海道日本海沿岸漁業振興会議とぎょれん、北海道が連名にて北海道猟友会に対し、トド駆除におけるハンター派遣等の要請を行いました。この要請は漁業の合間に駆除を実施する漁業者ハンターのみでは人員が不足し、トド駆除に支障をきたすことから、更なるハンターの確保や技術向上のため、猟友会に所属するハンターの協力を求めるもので、採捕枠が大幅に増えた平成26年から行われています。
今回の要請を受け、北海道猟友会の天﨑会長からは引き続き協力していく旨快諾をいただきました。猟銃による駆除や追い払いは最も効果的な対策の一つであることが確認されており、今後、トド対策の一層の強化が期待されます。
漁業研修所で海友祭・修了式が行われました
2019年11月4日(月・祝)、鹿部町にある北海道立漁業研修所で、第12回海友祭が開催されました。毎年大好評の実習生の手作り水産加工品販売や包丁研ぎ実演などが行われ、研修の成果をお世話になった地元の人や研修生の家族に披露することができました。
翌5日(火)には修了式が行われ、47名の研修生が緊張の面持ちで修了証書を受け取りました。喜多漁業研修所長は「周囲から信頼され、次の世代の人が憧れ、目標にするような漁師を目指して、これからも日々研鑽(さん)を積んでください」との式辞で研修生を送り出しました。研修生代表の片川黎哉さん(雄武漁協推薦)は「研修所での経験を糧に立派な漁師となれるよう精進を続けます」と述べ、今後の更なる成長を約束しました。