調理方法とコツ

出ダシが肝心!
真だらの寄せ鍋

北海道の冷たい海で獲れたたらは身がしまっていて旨みも抜群!
どんな料理にも合う万能な真だらを今回は北海道の昆布を使って上品な鍋に仕上げましょう。

おさらい。さぁ、やってみよう!

  1. たらの身と白子の下ごしらえをする

    ・たらの身は水洗いをして水気を拭き取り、塩をして10分置いた後、少し大きめに切ります。
    ・白子は筋の部分をキッチンバサミで一口大になるよう切り、海水より少し濃い塩水に15分ほど浸します。

    たらの身と白子の下ごしらえをする
  2. 鍋のスープを作る

    ・昆布を乾いた布で軽く拭き、水から煮ます。細かい泡が出てきたら、弱火にして煮立つ寸前に火を止めて調味料を加えます。
    昆布だしのとり方について、詳しくはこちら。

    鍋のスープを作る
  3. 具材を煮る

    ・スープを土鍋に移し、火の通りにくい順に具材をいれていきましょう。まずは火の通りにくい野菜。煮えてきたら、たらの身を入れます。たらの身の色がかわってきたら、白子と春菊を入れてひと煮立ちさせ、完成です。

    具材を煮る
講師
家庭料理研究家
東海林 明子さん

天使女子短期大学(札幌市)栄養科卒。栄養士、ワインコーディネーター。
フリーの料理研究家として30年以上にわたり活躍。「東海林明子の料理教室」を主宰するほか、各種料理教室の講師や、新聞、雑誌、PR誌、テレビ番組などへレシピ提案している。北海道各地で地元の人々との料理交流を通して、町づくりにもひと役かっている。著書は、2006年の「おいしいもの たべようよ」、2008年の「おいしく のもうよ」(共同文化社)シリーズが評判となった。