
浜からご家庭へ
ほたての水揚げ量日本一である北海道。
大きくて新鮮なほたては北海道を代表する海の幸です。
そのほたてが皆様の食卓にのぼるまでをご紹介します。
1海に放たれるほたての赤ちゃん
北海道のほたての漁法は、大きく分けて2つあり、ほたての赤ちゃんである一年貝(稚貝)を海に放し海底で成長させる「地撒き(じまき)式」と、稚貝の耳に穴を開けロープで吊るす、あるいはカゴに入れて海中に吊るす「垂下(すいか)式」があります。


2大切に育てられるほたて
子育て同様、日々ほたてを見守ります。実際に見て何か問題がおきていないか、順調に成長しているかどうか…2年から5年もの長い間、漁師さんの地道な努力が続きます。
ほたては自然の恵みと漁師さんの愛情を受けて、すくすくと成長します。
3水揚げ

海の中で充分に大きくなったほたてをいよいよ水揚げします。
地撒き式のオホーツク地区では初夏〜秋、根室地区では冬〜初春、垂下式では冬〜春にかけてが盛漁期です。
いずれの地区でも漁師さんが貝柱や卵の大きさをチェックして、美味しい時期を見極めて水揚げしています。
4出荷
規格外の小さな貝を取り除いたり、貝の付着物をはずしたり…水揚げ後も仕事は盛りだくさん。
こうしてきれいになったほたてが一年を通して出荷されるのです。

5加工品いろいろ
一言に「ほたて」と言っても、加工方法によって商品はいろいろ。
北の厳しく豊かな環境で育った、
ほたての美味しさを存分に味わえます。

6いよいよ食卓へ!
ひとつのほたてに多くのドラマあり。
みなさんの「美味しいっ!」の一言のために
今日も漁師さんは頑張っています。
