産地と旬
9月・10月がさけの旬。秋鮭の遡上がはじまる9月ごろから
北海道の各家庭では、いくら作りが始まります。
川で生れた鮭は、海へと下り、大きく成長して
再び生れた川へと帰ってきます。
北海道では生れた川へと戻ってくる鮭を、
海に仕掛けた大型の定置網で捕まえています。
水揚げのピークは鮭が産卵のために戻ってくる9月・10月。
この時期に漁獲される鮭は「秋鮭」と呼ばれ、
北海道のほぼ全域で漁獲されます。
また、鮭は、産卵時期以外でも餌を食べるために
北海道沿岸を鮭が回遊し、
定置網などで漁獲されています。



ときしらず(時鮭)
産卵のために北海道に戻ってきた鮭を「秋鮭」と呼ぶのに対し、「時期を間違えて北海道に寄って来た」という意味から、5月~8月に漁獲される鮭のことを「ときしらず」又は「時鮭」とよんでいます。