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WEBマガジンなみまるくん

2023年12月

人材が定着するために必要な要素や対策について青山学院大学の山本寛教授が講演


  • 全道から多くの漁協専務参事が参加し、漁協経営管理者としての資質向上に努めました

  • 世界的に見ても日本は「エンゲージメント」が低く、働きがいを感じていないと語る山本教授

2023年11月22日(水)、札幌の第二水産ビル8階で、「令和5年度 北海道漁協専務参事会研修会」が開催され、全道の漁協専務参事をはじめ、関係者約100名が出席しました。研修会は本道の漁協専務参事が研修を通じて、経営管理者としての知識の習得と資質の向上を図り、本道漁業の振興と漁協経営の安定強化に資することを目的に開催されています。
本年度の研修会では、講師に青山学院大学経営学部の山本寛教授を招き、「職員の働きがい・エンゲージメントの向上と人材定着(リテンション)のためのマネジメント」と題した講演が行われました。山本教授は講演の中で、職員が退職せずに定着していくには、「働きやすい環境」と「働きがい」の両方が必要であると説明。特に「働きがい」は、「エンゲージメント=仕事への熱意度」と密接に関係しており、人材定着促進のためには組織内のコミュニケーションの活性化や、その組織に合った多様な施策が必要であると、分かりやすく参加者に伝えました。全国的に若手職員の早期離職が増加しているなか、漁協経営を担う専務参事にとって、課題解決の一助となる貴重な時間となったようでした。