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WEBマガジンなみまるくん

2022年11月

一層の指導の徹底と現状把握へ道に緊急要請を実施しました


  • 要請団を代表して鈴木知事へ要請書を手渡す水谷市長

  • 知事要請後に行われた記者会見には大勢の報道陣が集まりました

北海道漁業環境保全対策本部(事務局;北海道ぎょれん)と網走呼人地区重油漏れに関する対策協議会(岩田会長/いぶり噴火湾漁協)、網走市(水谷市長)、網走漁協(新谷組合長)、西網走漁協(清野組合長)、(一社)北見管内さけ・ます増殖事業協会(新谷会長)、北見管内漁業協同組合長会(阿部会長/佐呂間漁協)は、2022年9月20日(火)、道へ対し、今年3月に網走観光ホテルで発生した重油漏えい事故に係り、①一層の指導の徹底、②科学的根拠に基づく調査の実施、③それに関わる技術的なサポートを同ホテルと共に行い、早急に漏えいした重油の現状と汚染状況の把握、④そのうえで速やかな汚染土壌の全量撤去、を強く指導するよう要請しました。

今回の事故では、落雪により配管が破損し、8,000リットルもの大量の重油が流出。オホーツク総合振興局が水質汚濁防止法に基づき、同ホテルの所有者であるブリーズベイホテル㈱に対して行政指導を行っていますが、現在においても漏えいした重油の現状把握や地下水モニタリングなども実施されておらず、汚染土撤去に向けた具体的な対策も示されていない状態です。また、同ホテルからわずか100メートルの距離にさけ・ますふ化場が位置するとともに、300メートル先にはしじみ、わかさぎ、しらうおの道内最大水揚げを誇る網走湖、さらにはその下流にさけ・ます増殖事業にも利用される網走川が位置することから、本道漁業に重大な影響を与える可能性があるとして実施されました。

要請に対し鈴木知事は「漁業をはじめとする地域環境に大きな影響を及ぼすことが十分に考えらる。関係する皆さんと連携をとりながら、ホテルに対して強く働きかけを行い、地元の皆さまの不安が1日も解消されるようにしっかりと取組を進めていく」と返答をいただきました。