浜からご家庭へ
北海道のきれいな海が育んだ
昆布がお店に並ぶまで。
1採取〜昆布漁は夏が最盛期
昆布漁は早いところで5月から始まり、9月の中ごろまで行われます。日の出とともに1人または2人乗りの小さい船で出漁し、長い柄のついた「鉤棹」や、深い場所の昆布を探る時に使う「ネジリ棹」を使って昆布を採ります。
昆布漁は、昆布が1日で干し上がるような天気のよい日にだけ行われます。

2乾燥〜天気と時間のとの戦い
水揚げされた昆布は船から下ろし、小石を敷きつめた「干場」と呼ばれる場所で干します。
一本一本ていねいに並べ、乾燥具合を見ながら裏返して乾燥させ、夕方までには倉庫に取り込みます。


3選別〜同じ昆布でも格付けがある
干場で干した昆布を倉庫に選び、一本毎に整形して、色つや、重量、幅等の基準に従って選別されてます。この一連の作業を「選葉」と呼びます。

4検査〜出荷の前の最終チェック
選葉され、束となった昆布が検査機関の定める基準と適合しているか、検査機関の職員が確認します。
合格した昆布は等級毎にスタンプが押され、出荷されます。

5出荷・加工~様々な形へと加工される昆布
出荷された昆布は、定番のだし昆布以外にもいろいろな形に加工されています。ひと手間加えたら、ひと味ちがう!様々な昆布のおいしさが楽しめます。

6みなさんの食卓へ
北海道の自然豊かな海でのびのび育った昆布は、こうして皆さんの食卓へと届けられています。

たくさんの手間をかけて丁寧に生産されている北海道の昆布。
生産者の思いがぎゅっと詰まっているから、体の芯まで染み渡るおいしさなんです!