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WEBマガジンなみまるくん

2013年03月

日本海側の「トドによる漁業被害」が深刻。
抜本的な対策と支援を、道と国に要請しました。


  • 高原副知事(左)に要望書を手渡す要請団

  • 稲津農水大臣政務官(左)に要望書を手渡す要請団

北海道で増加傾向にあるトドは、大量の魚を食べてしまう食害や、網を破壊してしまう漁業被害等をもたらし、本道漁業にとって深刻な問題となっています。
1月31日(木)、北海道日本海沿岸漁業振興会議(委員長 今隆北るもい漁協組合長)とぎょれんは、北海道庁を訪れ、これらトドによる日本海側の漁業被害について、抜本的な対策を要請しました。
主な要請内容は、①トドによる食害や漁具等への被害の補償、及び、被害によって休漁を余儀なくされた場合の支援制度の創設、②トドの駆除・追払い事業の拡充強化(ハンターの育成支援、駆除予算の増額)、③強化刺網の早期実用化や導入に伴う費用の助成、④強化網(小定置、底建網)の導入・更新、⑤トド等海獣被害における水産資源の管理・増大に向けた取り組みに対する支援を求めるものです。
道の高原副知事は、「ここまで被害が増大しているのは看過できない状況。皆さんと一緒に被害の状況を道民・国民へ発信し、支援制度の実現に向けて国に働きかけていきたい。」と意欲を述べました。要請団は、続く2月1日(金)、東京の稲津農水大臣政務官、本川水産庁長官、田中環境副大臣を訪問し、現在の窮状と支援制度の実現を強く訴えました。
ぎょれんでは、今後も同会議と連携のうえ、粘り強く対策の実現化を要望していきます。